村木雄児/陶石釉茶碗 \6,300 一点もの |
サイズ:径約13.3cm 高さ約6.7cm
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荒い山土を使った陶石釉の茶碗。わずかに沓形となったやわらかな形が印象的です。
口作りはかなり薄手です。渋い緑褐色の肌が抹茶の緑を引き立ててくれそうです。
なお、この茶碗は小石や不純物の混じった山土を原土のまま用いて焼いたため、
少なくとも一か所中間ぐらいの高さのところに水の通る隙間ができていて、
使い始めはそこから茶が染みだしますが、使い込んでいくと次第に収まってくると思われます。
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表面は抑えた艶があり自然な手触りです。指に沿うような轆轤目も、手にも目にも心地よいものです。
なんとも渋い、通好みの風情のある一品です。
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